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2024年5月 (社員向け)社長メッセージ

社会課題解決への貢献

持続可能な社会を実現するために、2015年に国連加盟国によって「持続可能な開発目標(SDGs)」が全会一致で採択され、あらゆる企業や個人が2030年までに世界が達成すべき17の目標と169のターゲットの実現に取り組んでいます。
 

その1つとして、温室効果ガスの削減と経済成長の両立を目指す変革「GX(Green Transformation)」は、横断的なテーマと言えます。カーボンニュートラルは、その手段として温室効果ガス発生量の実質ゼロを目指す取り組みです。日本は、資源が乏しくエネルギー自給率が低いにもかかわらず、1人当たりのエネルギー消費量が世界的にみても高いため、カーボンニュートラルの実現に向けて中心的な役割を果たすことが求められています。
 

既に多くの企業が、エネルギーの安定供給を前提としたカーボンニュートラルの実現を目指して、産業の壁を超えて企業同士でつながり、効率性や安全性の追求、次世代エネルギーの開発などに挑戦しています。また、「つくる」「ためる」「はこぶ」「つかう」というエネルギーのサプライチェーン構築を、各企業が専門領域の技術を駆使し、組み合わせ、掛け合わせて推進することで、豊かな未来社会の創造を目指しているのです。
 

今後、AIの進化により生活はますます便利になるでしょうが、その反面膨大な電力が必要になり、エネルギー供給がさらに不安定になるという新たな問題も抱えています。私たちは、プロのエンジニアリング集団だからこそ、さまざまな社会課題と向き合い、お客さまとともに解決し、社会に貢献していきましょう。
 

以上

代表取締役社長
國分 秀世