2014年7月17日に、メイテックは、創業40年を迎えます。
40年の間に、当社を取り巻く環境も大きく変化しました。モータリゼーション、グローバリゼーション、情報化社会などの時代の変化とともに、日本の製造業の皆さまは、新しい製品や新しいサービスの開発に取り組まれてきました。
当社エンジニアの皆さんも、その大きな変化に即して、技術の多様化・高度化に取り組み、「求められる技術」・「期待される役割」に応え続けて来たからこそ、今のメイテックがあります。
毎年6月に、勤続20年以上活躍されています社員の皆さんを対象にした表彰式を行っていますが、
その際に話した20年以上前の当社の歴史と変遷について、少し触れさせていただきます。
■40年前の1974年に、メイテックの前身である「名古屋技術センター」を設立。技術者7名でサービス開始。
■35年前の1979年に、社内報「昇竜(現SYORYU)」創刊。社員数:529名、売上:約15億円。
■30年前の1984年に、「株式会社メイテック」に社名変更。社員数:2,032名、売上:約111億円。
5年間で社員数3.9倍、売上7.4倍と急成長を遂げる。
■25年前の1989年に、周年イベント「メイテックフェスティバル1015」を名古屋で開催し、社員とご家族あわせて3,200名が参加。社員数:4,412名、売上:約275億円。5年間で社員数2.2倍、売上4.9倍と急成長中。
この時期の社員数と売上の変遷を見ますと、どちらも急成長を遂げていますが、社員数の伸びに比べ、売上の伸びが際立ちます。これは、当社エンジニア一人一人が、お客さま先の社員に決して負けない技術力を追求し、提供し続けてきたことにより、お客さまからの信頼と評価が高まっていった証と言えます。
■20年前の1994年に、1991年~1993年のバブル崩壊の長期不況の危機を乗り越える。社員数:3,433名、売上:約328億円。ピーク時より2,000名以上の仲間を失う。
ここから現在に至るまで、当社は再び復活の道を歩んでいくわけですが、バブル崩壊時の仲間を失ったという一番悲しくて辛かった時代を決して忘れてはならないですし、二度と繰り返してはならないことだと肝に銘じています。
そして、その危機に直面した時に、残った社員の皆さんによるお客様との強い信頼関係と「自立と支え合い」の精神や取り組みによって、われわれは最大の危機を乗り越えることができました。5年前のリーマンショック後の未曾有の危機の時もそうでした。
今こうして、40周年を迎えられるのも、ひとえに社員の皆さんの貴重な日々の歩みに支えられてきたからであり、まさに貢献と功績の賜物です。あらためて感謝を申し上げます。
これからの未来に向けても、世の中に新しい価値・モノを創りつづけていくために、技術を磨き続けて、成長していきましょう。
“MAKE NEXT”
メイテックは、社員の皆さんとともに、40年分の想いを次代へつないでいきます。
メイテックグループCEO
代表取締役社長 國分 秀世