2014年度の社長懇話会が、10月15日の名古屋南ECを最後に終了しました。
全拠点で開催することができ、多くの皆さんにご参加いただきまして、あらためて感謝を申し上げます。
この度の社長懇話会を通じていただいた質問数は200件を超え、皆さんの関心の高さを身をもって感じることができました。
そんな中で、私が思ったことは、エンジニアは、「イノベーター(革新者)であるべし」ということです。
ある特定分野の技術や知識を持つことは非常に重要なことです。しかしながら、世の中が変化していく中で、エンジニアに求められるものや必要な役割は大きく変わっていきます。そんな時、お客さまから求められているものを「見る」、客観的に技術トレンドを「見る」、製造業界の動向を「見る」、など、さまざまな角度から「見る」ことが極めて大事なのです。自分を取り巻く環境や状況を見つめ、自分のエンジニアとしての価値を知る。そうすることで、常に危機感を持ち、今の自分に満足せずにチャレンジし続けることができます。
私が言う「イノベーター」とは、現状に満足することなく、エンジニアとしてのキャリアアップ・スキルアップに積極的に取り組んでいくことで、お客さまに対して、「自分が期待される以上の新しい価値を創りだす」ことができる人のことです。
ぜひエンジニアの皆さんには、これからも強い気持ちを持って、すべてのお客さまに期待以上の価値を提供できるエンジニアを目指して欲しい。
さて、今年度もエンジニアの皆さんが自発的に学び合い、支え合う「マネージャー活動」が、休日を活用して全国の各拠点で数多く行われています。
「マネージャー活動」の内容は、技術研修や人間力研修、親子イベントなど拠点によってさまざまですが、総じて言えることとして、エンジニアの皆さんにとって必要な物事を客観的に可視化し、それに基づいて多様な取り組みにチャレンジしている、ということです。
自分の持つ知識やキャリアとは違う、新たな領域の情報を仲間から聞き、知り、刺激を受けることによって、今までとまったく違った視点を得ることができたり、整理できたりする。そのため、本活動に参加することは、まさに「イノベーター」であり続けるためのチャンスといえます。
今年「マネージャー活動」にまだ参加できていない皆さんは、ぜひ下期は参加してみて、多くの仲間とのコミュニケーションを通じて、視野・視界を広げてほしい。
現状に満足せず、一歩前に踏み出してチャレンジすることで、新たな可能性のエンジニアキャリアをつかんでほしい。
皆さん全員が、これからも「イノベーター」であり続けるために。
メイテックグループCEO
代表取締役社長 國分 秀世