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2020年7月 (社員向け)社長メッセージ

メイテックも変わる!

2020年度も、既に第1四半期(4-6月)が終了しました。この3カ月間は、新型コロナウイルス感染症の影響で、想像以上に苦しい生活環境を強いられました。5月中旬以降、段階的に経済活動を再開する各都道府県の動きが見られますが、感染終息時期は見通せておらず、引き続き予断を許さない社会情勢と言えます。

そんな中、当社は中期経営計画「メイテックグループ 中期経営計画[2020-2022]『The Transformation』」をスタートしました。厳しい現況下においても、製造業のお客さまや世の中のエンジニアのさらなる満足度向上を目指すとともに、社会に新たな価値を創造できるよう、事業モデルの「変革」に取り組み始めています。

急速にデジタル化が進む昨今、われわれのお客さまである製造業では、「ものづくり」単体ではなく、最終的に「サービス」にどう結び付けるかという「製造業のサービス化」の動きが加速しています。そのため、従来のビジネスモデルに固執することなく、「変革」に取り組まないと生き残れない、という危機感がものすごく強い。われわれは製造業のベストパートナーであり続けるために、当然それ以上の危機感を持って、「変革」に取り組む必要があるのです。

また、今回のコロナウイルスの影響で、人や商品との接触・接点を避けざるを得ない状態が続いており、多くの人にとっての生活習慣や環境、ものに対する価値観が変化しています。コロナ終息後も元に戻るというわけにはいかないでしょう。例えば、今まではお客さまが店舗に来て商品を買っていた行為も、人や商品との接触を避けるため、店舗からお客さまに商品を売りに行く行為が中心になる。それも最小限の接点で。あるいは、「非接触」技術の進化が加速して、あらゆる場面で「ものに触れる」という行為がなくなっていくことなども考えられます。

このようなニューノーマル(新常態)時代に突入していくときに、会社も人も変わらなければ、当然生き残れません。7月に発行する社内報「SYORYU」夏号では、「メイテックが3年後に何を目指すのか、そのためにどう『変革』し、高付加価値を追求していくのか」について、各担当役員のインタビュー内容を掲載しています。経営が、覚悟と信念を持って全力で「変革」に取り組みますので、社員の皆さんも、自身のため、仲間のため、お客さまのため、社会のために、全力で並走してください。


以上

代表取締役社長
國分 秀世