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2020年6月 (社員向け)社長メッセージ

仕事スタイルの変革

新型コロナウイルスの感染拡大は、世界に甚大な影響を与えています。今回のコロナ禍が長期化すると予想している識者も多い中で、「ウィズコロナ」「アフターコロナ」時代の仕事の環境や価値観は、今までと大きく変わっていくものと思われます。

5月12日に実施した当社グループの2020年3月期の決算発表では、マスコミや投資家の方々へ、初の「Web会議」で説明を行いました。リアルな対面方式であれば、受け手の理解度やその場の雰囲気・空気感が伝わってきますので、説明方法や内容の強弱を適宜工夫して、受け手の満足度を高めるための努力ができます。しかし「Web会議」では、画面から得られる視覚と聴覚でしか、受け手の方々の反応がつかめないため、コミュニケーションの難しさを今回あらためて感じました。

新しい環境に適応するには、まず「慣れ」が必要であり、場合によっては新たな「スキル」が必要になります。「Web会議」などのバーチャルな環境でコミュニケーションを最適化するためには、リアルの場とは異なる「プレゼンテーション・スキル」が求められます。1対多のコミュニケーションは、双方向ツールを使ったとしても、その規模を感じにくく、どうしても会話が一方通行になりがちです。ですから自身のパフォーマンスは、いかに端的かつスピーディに行えるかが問われます。また結論を先に伝えることで、参加者の興味・関心を最初につかんでおくことも、重要な要素だと考えます。

さて、奇しくも新型コロナウイルスの感染拡大により、日本ではあまり普及していなかったテレワークが一気に進みました。今の仕事のスタイルはバーチャルコミュニケーションが中心となっています。そのため、リアルに対面することは、とても貴重な時間だと感じている人も少なくないでしょう。将来を先取りしたような仕事環境の変化ですが、もはや時間が逆行することはありません。したがって、その変化に適応した新しい自身の仕事スタイルを確立する必要があります。

テレワークでは、仕事のプロセスが上司や周りの人に見えにくい。そのため、仕事の進捗度合いや労働時間は、基本自己で管理することになります。社員の皆さんには、常に自身の生産性(アウトプットを生み出すためのコスト)に責任をもった主体的な行動をお願いしたいと思います。

人間は、自らが持っている能力の限界を感じると、技術を進化させて、それを補完できるモノ・コトを実現し、課題を解決してきました。VR(仮想現実)やAR(拡張現実)のさらなる技術進化で、「アフターコロナ」時代には、リアルとバーチャルの差はなくなっているかもしれません。そのときには、仕事だけでなく、生き方そのものに大きな変革が起こることでしょう。


以上

代表取締役社長
國分 秀世