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2020年10月 (社員向け)社長メッセージ

エンジニアスピリッツ

 

新型コロナウイルスがもたらした、ビジネスモデルや働き方の急激な変化は、まさに「VUCA」時代を象徴していると言えます。「VUCA」は、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をつなげた造語で、数年前からビジネスシーンでもよく用いられるようになりました。新型コロナウイルスの「終息」が見えず、混沌とした世の中において、人は今まで当たり前だと思われてきた価値観から離れ、新しい価値観を見出そうとしています。

私たちは、製造業のお客さまが期待する技術や、生活者の皆さんが期待する製品・サービスが大きく変化していくことを前提に、いち早くその動向をつかむために情報感度を高めて、期待される以上のアウトプットにつなげていかなければなりません。

10月に発行する社内報「SYORYU」秋号では、「社員が変わる!」と題して、世の中の「変化」に適応し、高付加価値を提供するため「自己変革」に突き進んでいる、あるいは突き進もうとしている社員の思いと行動を紹介しています。特に、今年度よりスタートした「最上級Primeへの挑戦」については、挑戦中のエンジニアやそれを目指すエンジニア、そしてサポートしている営業スタッフにも登場してもらっています。ぜひ、仲間の事例から、エンジニアとして「ゼロから新しい価値を生み出す」には何が大事かを再認識してもらい、自身のブレークスルーにつなげてください。

振り返ると、メイテックブランドの創生期は、メイテックにはとてもハングリーなエンジニアが多かった。お客さまに、満足いただける成果を出し認めてもらうことに、目の色を変えて必死で取り組んでいました。会社のためとかそんな余裕もなく、「自らの成果」を認めてもらうために。そうしなければ新たな業務を任せてもらえないからです。その結果、「これも任せたい」、「あれも任せたい」と次々に新しいフェーズの高い仕事を任されるようになり、期待を超えるアウトプットを提供し続けることでお客さまからの信頼・信用を獲得してきました。今のメイテックブランドは、先人のエンジニアの「エンジニアスピリッツ」によって築かれたものです。そして、それをサポートしてきた営業メンバーや間接職の努力の結果です。

メイテックブランドは、これからさらに高みを目指します。「環境が変わっても、求められるものが変わっても働き続けられ、成長し続けられる社員」。それが、メイテック社員として求められるもの。先人に負けない「エンジニアスピリッツ」を持って、迅速に変化対応し、今のブランド価値を超えていきましょう。

 

以上

代表取締役社長
國分 秀世