メイテックでは、エンジニア一人ひとりがプロフェッショナルとしての価値を高め続けられるよう、「技術力」と「人間力」の向上を軸に、スキルアップを行っています。会社主導の独自の研修制度とは別に、現場のエンジニアが主催する技術研修や人間力研修も、41拠点それぞれ独自の内容で491回※開催されています。今回は、2021年1月から6月に開催されたオンライン研修の一部を紹介します。
※2020年度実績
<京都EC>「本当は知らないLTspiceの使い方~初級~」研修
~オンライン研修の良さをフル活用し、ツールの使い方を解説~
基板設計にも必須のツールとなっているSpice。初級編の本研修では回路シミュレータ-ツール「LTspice」の使い方を習得して、回路動作の理解を促進することを目的に開催されました。資料づくりに2カ月をかけオンラインでも分かりやすいプログラムを作成。オンラインの特性を活かして、京都EC以外のECからもエンジニアが参加しました。
当日は、オンライン研修ならではの画面共有や制御機能を使い、講師と参加者が同時に一つの画面を操作、それを参加者全員が確認しながら進み、「オンラインだから分かりやすい」という声が度々聞かれました。
<さいたまEC> 市場を知る会(情報通信・5G)
~エンジニア、営業、それぞれが感じている市場変化を共有~
さいたまECでは、特定の技術テーマのもと、その分野の未来やECが担当する市場の今後について考え情報共有する、「市場を知る会」の第2回が開催されました。この会は、「エンジニアの知恵を借り、市場を考えること」「エンジニア自身が技術について知見を広げること」「エンジニア同士が知識を共有すること」を目的に実施し、参加者にはエンジニアだけでなく営業も多数参加していることも特徴です。第2回は「情報通信・5G」をテーマに認識のすり合わせからスタートし、それぞれが感じ取っている変化について多くの意見が飛び交いました。
<岐阜EC>怒りの感情を理解し、コントロールする手法を学ぶ「アンガーマネジメント」研修
~コロナ禍で溜まるストレスと向き合うには~
岐阜ECでは、新型コロナウィルスの影響で多くの人がストレスを抱えているのではないかと考え、人の感情を理解し、ストレスへの耐性を上げることができればと研修を企画。本研修は、人の感情の中で一番強く、支配力のある「怒り」をコントロールすることで自身を理解し、自己研鑽によって円滑なコミュニケーション能力を磨くことを目的に、開催されました。
当日は、参加者がそれぞれ簡易診断を行い、自身の怒りのタイプを理解することから始まり、怒りのタイプを知ったうえでどのようにマネジメントしていくのかなど、気付きの多い研修となったようです。
<岡崎EC>「歯磨き感覚で学ぶ英語」研修
~人気の研修をオンライン化し、より参加しやすい研修に~
岡崎ECでは、参加者が英語に触れるきっかけになることを目的に本研修を開催。これまでリアル開催だったものをオンライン化して実施されました。業務で英語に触れる機会は意外と多いもの。その際、抵抗が少しでもなくなるよう、研修内容は講師が英語を身に付けた経験談や、学習のために実際に使っているツールなど、コミュニケーションに特化して構成されていました。そのおかげか、研修中は英語での会話で盛り上がったようです。