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「技術力」や「人間力」を高めるEC活動レポート

メイテックでは、エンジニア一人ひとりがプロフェッショナルとしての価値を高め続けられるよう、「技術力」と「人間力」の向上を軸に、スキルアップを行っています。会社主導の独自の研修制度とは別に、現場のエンジニアが主催する技術研修や人間力研修も、42拠点それぞれ独自の内容で887回※開催されています。今回は3つの研修をご紹介します。

※2023年度実績


<神奈川6EC合同 >「LTspice」を使用したアナログ回路基礎研修
~回路設計、シミュレーション評価体験で知識と経験を得る~

電気系エンジニアの設計スキル向上を支援する研修として、若手から中堅エンジニアで、設計経験の少ない人、「LTspice(電子回路シミュレーションソフト)」やアナログ回路の基本に関心がある人を対象としています。設計実務能力向上のほか、設計現場で必要となる基本的なアナログ回路の考え方やシミュレーションによる検証の体験、設計未経験者が設計フェーズへ移るきっかけづくりを狙いとしています。「動作確認で上手く動かないことがあっても、結局はそれが経験になる」と企画者は言います。参加者の皆さんは実際にアナログ回路設計やシミュレーションの評価を通じて、多くの知識を得ることができました。

<三重EC>リバースエンジニアリング
~目で見て触って、楽しみながらインバーターの設計ノウハウを習得~

HEV用のインバーターを分解する本研修。製品の動作観察やソフトウェアの動作解析などをすることで、製品の構造を分析し、そこから製造方法や動作原理、設計図の仕様やソースコードを調査しました。参加者は全員でインバーターを囲み、手分けしながら分解に夢中。さまざまな分野のエンジニアが参加し、専門性が高い部分では、積極的に意見を言いながらも、自身の分野以外の知識を吸収しようと真剣に話を聞くなど、互いに充実した機会となりました。

<浜松・浜松東EC >CANシステム開発者養成講座
~技術にアツく!プチセッションでシステム開発の活発な議論~

全分野のエンジニアを対象に、CANを利用したシステム開発に関わる、仕様作成から開発・評価までの考え方についての講義とディスカッションを実施。長年CANを利用してきたエンジニアが中心となって企画しました。今回は世界標準になって久しく、あらゆる分野で利用される基礎技術「CAN bus」をテーマに、全分野のエンジニアが知っておくべき教養として、「CAN bus」はどのようなことができる技術なのか、製品への活用例や背景が示されました。質疑応答の時間も十分に確保され、参加者の技術への熱意や意欲の高さが感じられる研修となりました。