メイテックでは、エンジニア一人ひとりがプロフェッショナルとしての価値を高め続けられるよう、「技術力」と「人間力」の向上を軸に、スキルアップを行っています。会社主導の研修制度とは別に、現場のエンジニア主催の活動を実施、42拠点それぞれ独自の内容で887 回※開催されています。今回は2つの研修をご紹介します。
※2023年度実績
<厚木EC>歯車設計の基礎講座
本活動は、トランスミッション(※)設計にかかわるエンジニアが講師となり、参加者に「トランスミッション設計の基礎知識を身に付けてもらうこと」「ギア設計体験を通じて実務に役立つ技術を習得してもらうこと」が目的です。研修はギア比などの計算演習だけでなく、限られた領域内にギアを配置するレイアウト設計の演習問題も取り扱い、実際の設計業務の一端を体験できるような構成に。また、ギアボックスの模型や実物の二輪のトランスミッションに触れることで、理解を深められるよう工夫されました。講師からの解説も加えられ、参加者はトランスミッション設計で求められる技術を、より高い解像度で理解することができました。
(※)自動車のエンジンが生み出す力を車輪に伝えるための部品。エンジンの回転数を調整し、車両の速度に応じた最適な動力を提供することで、車がスムーズに加・減速できるようにする。