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2011年1月 (社員向け)月例社長メッセージ

「第三の創業」に向けて

新年、あけましておめでとうございます。

今年は、当社にとっても、当社のお客様にとっても、大きな転機の年になると考えています。それは、2008年のリーマンショック以降に直面してきた危機を転じて、新たな成長に向けての取り組みを始める転機にするという意味です。

当社も、この2年間は、危機に立ち向かいつつ企業を存続させることを第一義としてきました。2009年8月には稼働率が70%以下となり、そのままの状態では本当に企業がなくなってしまうという厳しい経験もしてきました。

今年から新たな成長への取り組みを始めるにあたっては、この厳しい経験をふまえて、どのように企業や事業を強くしていけば、有事に対峙する力を高め、環境変化に負けずに持続的な成長が実現できるようになるのかという課題認識が重要です。同時に、お客様である日本の製造業が、海外戦略・市場戦略・技術戦略・製品戦略を大きく変えようとしていることに、当社としてどのように向き合っていくかという課題認識が必要です。

この2つの課題認識に基づいて、今年から、われわれ自身も、自らを自らの力で変えることによって、新たな成長に向けた第一歩を、新・中期経営計画として踏み出していきたいと考えています。それは、われわれにとっては、「第三の創業」という取り組みになり、それを成し遂げるのだという覚悟が必要だということを、年初にあたってお知らせしたいと思います。

本年も、よろしくお願いいたします。


以上

メイテックグループCEO
代表取締役社長 西本甲介