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2012年8月 (社員向け)月例社長メッセージ

「ワガコト化」のすすめ

メイテックにかかわっていただく、すべての人たちに、メイテックとかかわって「うれしい!」と思っていただけることを増やしていくことが、メイテックの『目指すべき姿』で示している、社員価値・顧客価値・株主価値・社会価値を高めていくことだという、先月の話の続きです。

その第一歩は、自分にとってうれしいこと、あるいは自分たちにとってうれしいことを、自分たち自身で増やしていくことだと思います。現在推進中の中期経営計画「共創21」では、有事・平時にかかわらず持続的な成長を達成し、社員が安心して働き、成長できる『機会と場』を提供できるようにしていくということを、その目的の一つとしています。会社がそうなっていくということは、社員自身にとってもうれしいことのはずです。社員自身にとってうれしいことであれば、社員自身が、その実現のために行動するということです。自分にとってうれしいことは、他人任せ(ヒトゴト)にしないで自分たちでやるのが当たり前ということでもあります。

会社が社員のみなさんに求めている「自立と自己責任」とは、そういうことでもあります。自分にとってうれしいことは、他人が創ってくれるものではなく、自分で創っていくものだということです。そして、自分にとってのうれしさを自分で創っていく過程を経ることによって、自分自身の成長もあるのだと思います。

これが、現在、社長懇話会で皆さんに伝えている「ワガコト化」ということです。そして、より多くの社員の皆さんに、「ワガコト化」に取り組んでいただくことが、「共創」という言葉の真の意味するところです。


以上

メイテックグループCEO
代表取締役社長 西本甲介