5月19日から4エリアで開催する2018年度の「社員総合表彰式」では、メイテック史上初の勤続40年を達成されたエンジニアの方々を、9名表彰させていただきます。
当社の「生涯プロエンジニア®」という働き方を、最も長く実現・体現できている方々であり、とても誇らしく、永年の貢献と功績に感謝申し上げます。
日本の企業における定年制は、1986年に「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」の改正で60歳定年が努力義務に、1994年の改正で60歳未満定年制が禁止(1998年施行)となりました。これが60歳定年の始まりとなります。
多くの日本企業は、60歳定年が主流となり、大学を卒業して入社した社員の場合、1社で38年間勤続して定年退職することが一般的でした。そのため、勤続40年以上という方は稀だったと思います。
その後、2012年の法改正で、原則希望者は全員65歳までの雇用が義務化されましたので、現在は、各企業の中でも、65歳まで働くことができる環境が整ってきました。
当社では、60歳を超えても、お客さまのニーズにお応えできる「市場価値」を提供するプロフェッショナルとして、働き続けることができます。2018年は、勤続40年の方が初めて表彰されるメモリアルな年となりますが、これからそのような社員がどんどん増えてくることは、メイテックにとって貴重な財産です。なぜなら、メイテックで40年間働き続けるということは、単に1つの会社で勤続しているということではなく、お客さまである多くの製造業の設計・開発部門を横断して活躍してきたことを意味するからです。また「エンジニア」という1つの職業で、40年間働き続けることができるプロフェッショナルな働き方が全うできていることも意味しています。メイテックで「勤続40年」という実績は、他の会社とは「似て非なるもの」だと私は捉えていますので、皆さんもメイテック社員として「誇り」に思ってください。
さて5月は、全拠点で約半年間開催される「社長懇話会」も、水戸EC(16日)を皮切りにスタートします。
2018年度は、社員の皆さんと双方向のコミュニケーションの機会を創っていきたいと考えていますので、開催数を増やして全50回を予定しています。現在進行中のグループ中期経営計画(2017-2019)「Next Stage 1」も2期目に入り、目標達成に向けて全社員で取り組んでいく重要な期となります。
ぜひ「社長懇話会」に参加して、多くの「気付き」の場にしてください。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
メイテックグループCEO
代表取締役社長 國分 秀世