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2019年1月 (社員向け)月例社長メッセージ

高い志を持つ

明けまして、おめでとうございます。
平成最後となる新たな年を、皆さんと一緒に迎えることができ、とてもうれしく思います。

今年2019年はグループ中期経営計画「Next Stage1」の3年目となる最終年度です、持続的に成長できる企業グループへの進化に向けて、提供する付加価値の高みを目指し、新たな価値創造を着実に推進していきます。

2018年を振り返ると、世界経済は、米中の貿易摩擦や北米自由貿易協定(NAFTA)、地政学的リスク(北朝鮮情勢、イスラム圏問題など)、欧州経済や中国経済減速リスク要因などで、不透明感が払拭できず予断を許さない状況でしたが、世界の主要国経済は堅調に推移していました。
そして、日本経済は、2012年12月から始まった現在の景気回復基調が、高度経済成長期の4年9ヵ月の「いざなぎ景気」を超え、戦後2番目の期間になったと言われており、一定の水準で推移した経済環境でした。

技術トレンドとして、「AI」「IoT」「クラウド」「コネクテッド」「ロボット」など、世界の産業界の事業や製品・サービスの革新に大きな影響を与えるテクノロジーの進化が、ますます拡大しています。
そして、お客さまである製造業を中心に、「AI」や「IoT」などのテクノロジーを駆使した生産性革命や医療、社会インフラなどのあらゆる製品やサービスの高付加価値化を実現しています。モビリティー分野では「自動運転・先進運転支援システム」や「電動化」「コネクティッドカー」など、マーケット視点での付加価値の高い製品開発・技術開発に対し、オープンイノベーションによる差別化と市場競争力強化に取り組まれています。今年は、さらにその開発スピードが加速され、世界のものづくり業界構造の転換期の年になるかも知れません。

このような社会・環境変化の中、メイテックグループの本質を伝える呼称「Engineering Firm at The Core」にあるとおり、「私たちは『人と技術』で『ものづくりの核心を担う』エンジニア集団」として高い志を持ち続け、さらに付加価値の高みを目指し、新たな価値創造に挑戦し、「ものづくり」への技術サービス提供事業を通じて社会に貢献するメイテックグループを目指していきましょう。

最後に、皆さん一人一人が自信と誇りを持って活躍され、そして、皆さんと共に力を結集して、確実に前進する1年にしていきたと思います。
皆さんとご家族のご健勝とご活躍を祈念し、新年のご挨拶といたします。

以上

メイテックグループCEO
代表取締役社長 國分 秀世