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2019年10月 (社員向け)月例社長メッセージ

「職業を軸にした働き方」の実現

2017年4月に制定した、メイテックグループの本質を伝える呼称「Engineering Firm at The Core」。
その「The Core」には以下の2つの意図を込めています。

「The Core」
1.製造業の技術革新において、「大事な、欠かせない」価値を創り出す存在であること
2.世の中のエンジニアが職業を軸に働き続ける上で、「大事な、欠かせない」働き方を提供できる存在であること

2019年10月に社員の皆さん向けに発行する社内報「SYORYU」では、この「The Core」に込めた意図のうち、2の「世の中のエンジニアが職業を軸に働き続ける上で、『大事な、欠かせない』働き方を提供できる存在であること」について特集を組みました。当社が追求している「職業を軸にした働き方」について、社員の皆さんはどう捉えているのか。世の中の労働市場において、どんな価値を創り出せているのか。さまざまな角度から、「メイテックの働き方」の事実を紹介しています。

登場するのは、定年到達後の雇用延長中に、幼い頃から憧れていた航空機関連の開発に初めて携わることができ、夢を実現している生涯プロエンジニアや、4人のお子さんの育児に追われながらも、エンジニアとしての好奇心を忘れず、好きな職業で輝き続ける働き方を選んでいる女性エンジニア。また、メーカーの営業職を経験し、その後も紆余曲折がありながら、エンジニアという魅力的な生き方に辿り着いたエンジニアなど。まさに、7,000名のエンジニアがいれば、7,000通りのエンジニア人生の歩みがあるのが、「メイテックの働き方」の特徴と言えます。そして、その実現には必ず「挑戦」と「成長」が繰り返され、それを支える社員もまた存在するのです。事業部門、採用部門、教育部門の「支援する想い」も特集の中では紹介しています。

では、世の中の労働市場から見た「メイテックの働き方」は、どんな価値を生み出していると言えるのでしょうか。今号では労働経済の著名な専門家である、株式会社日本総研 調査部の山田 久理事のご協力を得て、「日本の労働市場における現状と課題」や「メイテックの働き方」について、私と対談いただきました。その中で最も心に残っている言葉は、「メイテックの働き方は時代の流れに合致した未来的な働き方であり、労働市場からみて興味深い存在である」です。われわれにとっては、45年前の創業時から追求してきた働き方ですが、日本の労働市場にとっては、むしろ新しい働き方なのかもしれません。

世の中とわれわれのギャップを知るためにも、ぜひ全社員の皆さんに、10月発行の社内報を読んでほしいと思います。そして、「職業を軸にした働き方」を実現できる会社の一員であることの「自信」と「誇り」をもって、生涯プロエンジニアを目指してください。

以上

メイテックグループCEO
代表取締役社長 國分 秀世