2021年10月　（社員向け）社長メッセージ

3カ年を計画期間とするグループ中期経営計画「The Transformation」２期目も、10月で折り返し地点となります。スタートしてから現在に至るまで、新型コロナウイルスの感染拡大の影響があり、厳しい行動制限下での事業活動と生活を強いられました。まだまだ不透明な状況は続きますが、この危機を社員一丸となって乗り越えていかなければなりません。同時に、現中計で掲げる「高付加価値を追求して事業モデルを改革」することに、引き続き挑戦していきます。
 

さて、10月発行の社内報「SYORYU」では、「成長機会をつかみ取る」をテーマに特集を組みました。急速に変革する市場や技術の中で、エンジニアの皆さんがお客さまの期待に応え続ける状態をどう創るのか。本号は、会社・エリア・拠点がどのように取り組み、お客さまのご期待を超える高付加価値を提供し実績を積み重ねるか、その要素が盛り込まれています。
 

話は変わりますが、社員の皆さんには入社時にお渡ししている「お客さまの言葉」という冊子があります。これは、実際にお客さまからいただいた言葉をまとめたもので、「信頼」・「成長」・「チーム」・「期待」・「誇り」という5つの章立てになっています。「Engineering Firm at The Core（「人と技術」でものづくりの核心を担うエンジニア集団）」であるわれわれは、常にこの５つのキーワードをお客さまから求められていることを、忘れてはなりません。それを追求し、お応えし続けるためには、自身の技術力や人間力を複合的に高め続けることが必要です。
 

会社が提供する「挑戦」や「学び」を成長の機会と捉え、自ら考えてつかみ取る。その成果として、2年後、3年後振り返ったときに、あれが自分の転機だった、市場が求めている役割やパフォーマンスを超えられる存在に成長した、と実感できるのではないでしょうか。すなわち、それが自身を「変革」することにつながるのです。
 

これからも幾度となく成長機会をつかみ取って、挑戦し続ける、学び続けることは、「生涯プロエンジニア」を実現するために必要不可欠です。
 

そして、お客さまの期待に応え続けることで、豊かな未来づくりに貢献していきましょう。