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2022年9月 (社員向け)社長メッセージ

エンジニアの活躍機会を創出する

当社の主要なお客さまである製造業各社は、環境問題をはじめとするサステナビリティを巡る課題に対し、果敢に取り組まれることで、未来の社会創りに貢献しています。そのプロセスの中で、技術革新はさらに加速し、設計開発業務などの多様化が進んでいます。
 

当社では、そのようなお客さまに対し、顧客オリエンテッドの推進と多彩な技術サービスの拡充を図り、高付加価値の機会を積極的に追求し、貢献していく。そして、エンジニアには、技術力を生かして成長できる機会と場を創出していく。それにより、お客さまとエンジニア双方の満足度向上を追求しています。
 

少しさかのぼりますが、わが国では、2013年に内閣府が「日本再興戦略-JAPAN is BACK-」を発表しました。その中のアクションプランの一つ「日本産業再興プラン」に、「成熟産業から成長産業への失業なき円滑な労働移動」と「職種などを限定した多様な正社員モデルの確立」などの政策シフトが掲げられ、「働き方改革」が本格化してきました。私は、エンジニアという職業を軸に、生涯プロフェッショナルとしてさまざまな成長産業で働ける当社エンジニアの働き方が、国が推進する「働き方」の一つのモデルになり得る、と確信しています。
 

現在、エンジニアの有効求⼈倍率(厚生労働省職業安定局)は、1倍以上と高く、エンジニアは慢性的に不⾜しています。2021 年労働⼒調査(総務省統計局)では、専⾨的・技術的職業従事者の数は、製造業で101 万⼈、情報通信業で164 万⼈、合わせて265 万⼈。5 年前の同調査では216万人で、5年でおよそ50万人が増加していますが、それでも需要に追いついていません。イノベーションが求められる社会では、何かを生み出す際の技術的な課題を解決できるエンジニアの存在はとても重要なことから、今後さらなるエンジニアの雇用と育成が必要になります。
 

当社は、エンジニアの活躍機会を創出する企業として、「豊かな『エンジニア人生』を目指す方々の雇用拡大」と、「エンジニアが成長領域で活躍できるための機会と場の獲得・提供」に、これからも全力で取り組んでいきます。そして、未来の社会創りに貢献する製造業のお客さまとエンジニア双方の満足度向上を追求し、その先にあるサステナブルな社会の実現に貢献し続けます。
 

以上

代表取締役社長
國分 秀世