2022年10月　（社員向け）社長メッセージ

2022年10月発行の社内報「SYORYU」では、「私たちの『働きがい』とは？」をテーマにしています。社員の皆さんが、プロフェッショナルとして活躍し働き続けられる「機会と場」を、会社が提供することで、皆さんの「働きがい」にどうつながるのか。そして、皆さんが「働きがい」や「プロ意識」の向上に対し、どのように考動しているのかを、特集として取り上げています。
 

今号の誌面に登場するエンジニアやバックオフィスの皆さんのインタビュー内容を見て、私が「共通する」と感じたことがあります。それは、「働きがい」や「やりがい」を感じるときには、必ず「相対するお客さまがいる」ということです。エンジニアにとっての「お客さま」は、製造業の設計・開発部門の方や開発した製品を使用するユーザー。バックオフィスの皆さんの「お客さま」は、部署の役割によってさまざまですが、社内ではサポートする拠点やエンジニアが重要な「お客さま」と言えます。その「お客さま」に対してサービスを提供し、「お客さま」が喜んでくれる、感謝してくれる、期待してくれるからこそ、「働きがい」や「やりがい」を感じられるのです。
 

では、「働きがい」や「やりがい」を高めていくためには何が必要なのか。私は、今よりも高い価値を「お客さま」に提供し、「お客さま」の期待に応えて「満足」を引き出し、そこからさらに期待を超える「感動」を実現していくことだと考えています。「顧客感動」の実現が、皆さんに大きな幸福感や達成感をもたらし、それをまた味わいたいと思う欲求が原動力となり、次の成長につながる。その繰り返しが、皆さんの「働きがい」や「やりがい」を高めていくのではないでしょうか。
 

当社では、2022年9月末で60歳以上でも第一線で活躍している「生涯プロエンジニア」の数が、延べ500名を超えました。「生涯プロエンジニア」を実現した皆さんは、エンジニアという職業を軸にした当社の働き方に共感し、確かな「働きがい」を感じられたからこそ、長きに渡りエンジニアとして活躍し続けてこられたのだと思います。これからも、社員の皆さんから「働きがい」を感じてもらえる会社であるために、高付加価値を追求できる「機会と場」を、皆さんに提供し続けていきます。