2022年12月 (社員向け)社長メッセージ
お客さまと社会のためにできること
2022年も残りわずかとなりましたが、社員の皆さんにとって2022年はどのような年になったでしょうか。
日本では、9月よりWithコロナに向けて「感染拡大防止」と「社会経済活動の維持・活性化」の両立へと、ようやく舵を切りはじめました。ただ、足元ではコロナ感染者は未だ増え続けており、先行き不透明な事業環境、窮屈な生活環境であることに変わりはありません。1年を締めくくる多忙な12月。健康には十分注意しながら、新たな気持ちで新年をスタートできるように、限られた時間を計画的に考動していきましょう。
さて、2023年1月に発行予定の社内報「SYORYU」では、「お客さまと社会のためにできることー私たちの存在価値ー」をテーマに特集を組んでいます。「メイテックグループ 中期経営計画[2020-2022]『The Transformation』」の3年間を通して、私たちが変化・進化できたことや、お客さまへの満足度向上とその先にある持続可能な社会を実現するための貢献について、社内外のさまざまな視点で掘り下げています。1,000名以上のエンジニアの皆さんから回答を得たアンケートや5名のエンジニアインタビュー、お客さまや有識者の方からいただいたメッセージなどを紹介していますので、ぜひ社員の皆さんには「自分自身の存在価値」を考えるきっかけにしてほしいと思います。
私は、今回の特集の中で、特に印象に残った内容があります。それは、有識者の方にいただいたメッセージで、「コンパスで少しずつ大きな円を描くように、軸足を保ちながら、多彩な経験を取り込んで自分のスキルの幅を広げていける」というものです。当社エンジニアの働き方やキャリアパスが、見事に表現されていると感じました。以前、私も社長メッセージの中で、「核となる技術という一つの幹があって、知識やスキルという枝葉を付け、だんだんと幹を太くしながら大木になっていく。その核をベースとして新しいものをどう学ぶか、そしてその核をどう育てるか・・・・・・」(2016年6月)と掲載したことがありました。「例え」は違いますが、伝えたい本質は一緒です。
既に、現中期経営計画の最終コーナーに差し掛かりました。ゴールのテープを切るまで、お客さまと社会のためにできることを、皆さんとともに愚直に考動して、次のステージへ向かう弾みにしたいと思います。
代表取締役社長
國分 秀世