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2024年7月 (社員向け)社長メッセージ

市場・技術動向、受注動向をつかむ、考動する

近年「サステナブル」という言葉は、社会面・環境面を考慮しながら、経済活動を持続可能な形で発展させるための概念として、一般的に用いられています。美しく、豊かな地球を維持していくとともに、経済発展にも積極的に取り組み、共存していく。そのために、すべての人や企業が従来の考え方、やり方を改め進化し続けることで、あらゆる難題に立ち向かうことが求められています。
 

さて、2024年7月発行の社内報では、「市場・技術動向、受注動向をつかむ、考動する」という特集を組んでいます。「サステナブル」な社会の実現のために、急速に変化する市場・技術動向、受注動向を解説。また、さまざまなキャリアを持つ4人のエンジニアに、変化への危機感や今後目指す姿について語ってもらっています。その他、変わりゆく世の中で通用するプロフェッショナルになるための考動として、4拠点の活動事例を紹介しています。
 

特集の中で、私が注目した部分は、「通用するプロフェッショナルの存在とは?」と聞かれたエンジニアが答えた「現状に満足せず、臆せず、新しいことへ積極的に取り組むことができる存在」という言葉です。これは、今まで培ってきたエンジニアキャリアが「今通用するかどうか」ではなく、「これからも通用するのか」を見極めて、考動できる人のことを表しているのだと思います。技術の進化が加速する中、今の仕事が変わらずあり続けることはないでしょう。今、仕事に変化を感じないからといって、現状維持でよしとしていると、ある日いきなり通用しなくなる。そうなってから急いで動いても遅い。変わりゆく世の中で通用するプロフェッショナルとなるためには、常日頃より職場以外の仲間からの情報や国内外のニュースなどから気付きを得て、深掘り、身に付ける考動を起こすことがとても重要なのです。
 

2024年7月17日に、当社は創業50周年を迎えます。今まで多くの先輩方が、変わりゆく世の中で通用するプロフェッショナルとして活躍し、お客さまに、社会に貢献してきました。幾多の危機もありました。それを乗り越え、無事50周年を迎えられるのも、本当に社員の皆さんのおかげです。7月20日には、全社員が一堂に会する「50周年イベント」を開催します。8,000人のパワーを結集し、未来につなげるきっかけにしたい。皆さんと会えることを楽しみにしています。
 

以上

代表取締役社長
國分 秀世